退院後最初の1本はもちろん3D。

 先週の退院後、さすがにすぐ遠出するのは油断が過ぎる、と思い控えてましたが、きのうの通院でとりあえず一段落したので、本日は心置きなく映画鑑賞に行ってまいりました。

 訪れたのは、もう今年は私にとっての拠点になりつつあるTOHOシネマズ日本橋。鑑賞したのは、先週末に封切られた、人気アメコミ原作アクション映画シリーズ、リブート版の第2作となるアメイジング・スパイダーマン2(3D・字幕・TCX・ATMOS)』(Sony Pictures Entertainment配給)。もともと愉しみにしていた作品ではありますが、この機会、この劇場で観ようと思ったのは、『アナと雪の女王』以降初めてとなるDOLBY ATMOS対応作品だったから。実はこのATMOSのシステム、早い段階から不具合を起こしていて、しばらくのあいだ上映を行っていなかったのです。まともに体験したのはまだ2回だけですが、改めてその実力を確かめたかったので、このシステムを採用した上映をあえて選んだわけ。だいいち、この1ヶ月ほどは、右眼がほとんど役に立たなかったので、3Dで観る甲斐がまったくありませんでしたから、その意味でも楽しみだったのです。

 前作で、旧3部作の内容をすべて集約したかのようなストーリーを展開したので、今度はどうするのか、と思ってましたが、見事に乗り越えてきた。このシリーズならではの、青春ドラマ的な熱さや痛みをきちんと組み込み、そしてヒーローとして立つが故の覚悟も描かれている。他方で、CGを多用したアクション・シーンも期待通りの迫力。宙を舞うスパイディに寄り添ったカメラで捉える未体験の映像を、今回のヴィラン、エレクトロの特徴的な攻撃が生み出す音響を完璧に再現することで、驚異的な臨場感を生み出す。もうちょっと敵キャラクターの繰り出し方が緻密に構成されていれば文句なし、ではありましたが、充分すぎるクオリティでした。

 今月は色々とピンチなので、フリーパスを幸いと観まくった先月に比べてだいぶ抑えめニナル可能性があります……などと言いつつ、今日含め3日間は連続で映画館に行くことが既に決まっていたりする。ただ、そのあとはいつになるか解りません。まあ少なくとも、GW中は3日で打ち止めにする、はず。

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