少しだけ心配が薄れた気が。

 パン兄弟の名作『the EYE』のリメイク権をトム・クルーズが取得した、というのは感想にも記しておきましたが、先頃そのリメイク版の監督が決定したそうです。

 中田秀夫監督に。

 ……吃驚すると同時に、確かにそれは最善の配役かも知れない、と思いました。あの独特の湿った怖さはハリウッド出身の映像作家ではまだ充分に完成させられないでしょうが、同じアジア出身で感性も近いと考えられる中田監督なら話は違う。これでちょっと期待値が大きくなりました――尤も、監督が決まって配役が決定したとしても、何の影響で制作がストップするか解らないのが映画というものなので、本気で期待するのはクランクアップの報が届いてからにしましょう。

 あとは、アンジェリカ・リーの役柄を誰が演じるか……若手で清潔感のある美人じゃないとご破算にしかねないんですが、見つかるのかなー。

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