当初、今日はヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作『NOTHING』を観るつもりでした。が、お誘いした人が「観たいけど都合が悪い」ということだったので、こちらは別の機会に見送り別の作品を鑑賞することに。二本まで候補を絞り込み、どちらを観るか決めないまま銀座方面へ。国際フォーラムとビックカメラに行列が出来ていたがあれはいったい何だったんだろう。
有楽町マリオン九階に到着してもなお迷い続けた挙句、鑑賞したのはロン・ハワード監督、アキヴァ・ゴールズマン脚本、ラッセル・クロウ主演という『ビューティフル・マインド』のスタッフに『コールドマウンテン』のレネー・ゼルウィガー*1を加えた豪華な面々で送る、大恐慌時代に人々の希望となったひとりのボクサーの姿を描くドラマ『シンデレラマン』(ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)・配給)。やたらと名作であることを謳っている印象があるのが逆に不安材料でしたが、実際に観てみると、なるほどと頷ける出来。ひさしぶりに、と感じるかどうかはその人の価値観次第でしょうけれど、かなり多くの観客に受け入れられる傑作であることは間違いないでしょう。詳しい感想は、「せめて公開されて、キャンペーンがひと段落するまで待てなかったんだろうかレネー。」からどうぞ。説明は省略。
ちなみにこれでDVD含む映画感想は早くも今年100本目に到達しました。劇場鑑賞作品の本数としても95本目。早すぎるってば。
*1:以前はレニー・ゼルウィガーと表記するのが一般的でしたが、当人が“レネー”または“レネ”と読んで欲しいという意向を示していたのに合わせて、一部で変更する動きが出ている模様。
コメント