本日の見出し

WELCOME BACK

 矢野顕子が休業から復帰した1989年のアルバムより、パット・メセニーチャーリー・ヘイデンピーター・アースキンというジャズの大物三人との共演で爽快に聴かせるオープニングの一曲です。しかしこの曲自体は1980年にパット・メセニーがグループで長年に亘ってともに活動してきたライル・メイズとの共同名義で発表したアルバムに収録されているもの。しかし、あくまでグループにおけるシンセサイザーとヴォイス導入の過渡期に位置づけられるオリジナル版の演奏より、この矢野顕子名義で発表されたこちらのほうがよりメセニーらしく、また聴き心地もいい。メセニーの曲でいちばん好きなものは? と聴かれたとき、『Still Life (Talking)』や『Imaginary Day』などに収録された名曲と一緒に並べて悩んでしまうぐらいの出来。なんでユーズドしかないのか理解に苦しむぞ再版してくれー。

 ところで。

 手持ちのCDから見出しを引用してお茶を濁す紹介するというこのやり方を始めて二ヶ月ぐらいになりましたが、そろそろしんどくなってきました。持っているCDはまだまだ沢山ありますが、よほど気に入っていて頻繁に聴いている作品なら兎も角、そうでないものは紹介するために下調べをするのが意外と面倒なのです。やめようかなー……と思いつつ、しかし来週から月末にかけて、やけに色々なCDが固め打ちになる予定でして、せめてネタにしなければやってられないので、とりあえず月末までは続けようと思います。もーしばらくお付き合いの程を。

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