続けて狼。

 どれほど忙しかろうとできるだけ欠かしたくない週末の映画鑑賞。というわけで本日も観てきました。

 観られる本数が絞られているので、なるべく見逃したくないものを、と悩んだ結果、選んだのは『クリムゾン・リバー』のジャン=クリストフ・グランジェ原作・脚本&ジャン・レノ主演、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』のクリス・ナオン監督という布陣によるフランス流娯楽大作エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』(GAGA communications・配給)。本当は、昨日入手したばかりの原作を読んでから観るつもりでしたが、どうも情報から推測するに、主要な劇場では二週間程度で終わってしまいそうな気配であり、またとうぶん観られる本数が限られるのなら、自分本来の嗜好を優先させよう、と考えて、原作を読み終わらせる前に鑑賞した次第。

 スタッフがいいので心配はしてませんでしたが、やはり面白かった。詰め込みすぎで終盤は台詞で説明しようとしていないため、一回観ただけでは背景を完全に把握しきれませんが、そんなのはどーでもいい、と感じるくらいにクライマックスは迫力充分。娯楽映画として充分な完成度を示してます。グロテスクな描写や、かなり痛々しいヴァイオレンスがあるので、そういったものに苦手意識がある人、そもそも『クリムゾン・リバー』がまったく合わなかった人以外はかなり楽しめるのでは。本日、このあと出かける用事があるため、詳しい感想は後日、このへんにアップします。

 鑑賞したのは丸の内TOEI2。観終わって、昼食含む買い物を済ませて帰宅し、記録をつけていて初めて気づきました。わたし、この劇場で前に観たのって、『キャプテン・ウルフ』だったんだ……。今年に入って二回しか来てないのに両方とも『ウルフ』って。

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