そういえば、もうひとつ引っかかったことがあるのでした。
現在、VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズに限り、iPodとの共同企画を開催している。あっちこっちにあのシルエットがあしらわれているのですが、併せて、劇場にてチケットを含んで2000円以上の買い物をすると、一曲だけ購入できるiTunes Music Cardが貰える、というサービスも実施している。
かくいう私も、スクリーンに入る前、売店で飲物を購入したときに貰ったのですが――ちょっと待って欲しい。確かに、定額でチケットを購入していれば、この飲物代で2000円を超えるのですが、先にも書いたように私は今回、シネマイレージカードの「六本観たら一本タダ」というサービスを利用して入場している。つまり本日、劇場でお金を払ったのはこのときが最初であり、あとで購入したパンフレットのぶんを合わせても、総額は1000円程度なのです。
……私自身は間違いなく得をしている。だいいち、このことに思い至ったのは、すべてを終えて帰る道すがらであり、返そうにも戻る気が起きるわけもない。それ以前に、ろくすっぽ確認もせず、予断で配布している先方に問題があるわけで。
とはいえ、書いていてこっちが自己嫌悪に陥るような、雑なサービスの仕方はどうにかしてくれんもんだろうか。そもそも、いちいちチケットの提示を求めたり購入金額の確認が必要なサービスの仕組み自体に問題があると先に気づいてくれないものか。
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