コール・テンペストに下された謹慎命令のために、テンペスト内部にも他のコールの巫女たちとのあいだにも微妙な空気が流れはじめる。その状況に苛立つアーエルは勝手にシムーンを飛ばすようになる……
……唯一の取り柄だった作画が崩壊傾向。もともと拙かった声優は更にレベルダウン、演出に至っては目を覆いたくなるばかり。後半の数少ない見せ場でさえ、場面の繋がりが悪く、なおかつ本来備えられて然るべきインパクトを完璧に失っている始末。話はようやく少し進みましたが、脚本の組み立てもグスグズで見るに堪えません。
話の方向性は悪くない、見せ場とラストでの会話のやり取りなどは、この世界の歪な価値観を窺わせて、幾らでも魅力的に出来たはずだと思われるのですが、相変わらず演出や脚本の質の悪さですべて駄目にしている――なんかもう切っていい気がしてきましたが、もう一回だけ我慢して観ましょう。ちょうど5話でDVD-R一枚ぶんになるし。
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