録画予約していることを忘れてパソコンをシャットダウンして寝てしまったり、ゴールデンタイムの時間延長に気づかず解決編だけ録画し損ねたりして見逃し続けていましたが、今週はどうにか録画成功、遅ればせながら本日鑑賞。
田舎道で車が故障、立ち往生していた銭形舞(堀北真希)と五代(山下真司)がどうにか拾ったバスは、何故か陸軍大将山下泰文(水野晴郎)を乗せ心霊スポットを探訪中だった。悪霊が出るというトンネルを抜けるほんの30秒ほどのあいだに、この企画を発案した雑誌記者・一ノ瀬純也(堀江慶)が刺殺されてしまう。怪しげな乗客たちのいずれも、一ノ瀬に接近するのは難しかったはずなのだが……
突っこまれるのを前提に脚本書いてませんかあなた。なんでバスなのにシベリア超特急なんだよどーしてツアー用のバスが都バス構造なんだよっていうか『月刊心霊写真』で今更そんな企画立ててどうするいやそれ以前に君たちは何をしにそんな辺鄙なところを走ってたんだ銭形舞よ!!
というわけで、辻褄を気にして観ていると却って頭がおかしくなりそうなので、そういうものだと割り切って観れば楽しめるわけです。実はこのトリック、なかなか面白いアイディアなのですが、本編の扱い方ではあっさりと発覚してしまう。その辺まで配慮すれば傑作になったのでしょうけれど、むしろ多少ずれているくらいがほどよいのかも知れません。
だがしかし、この回でいちばん解らないのは、なんで水野晴郎なのかということ。終わりまで観てもまだ意味不明なままでした――いや、可笑しかったけどさ。
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