『BLOOD+』episode-32 ボーイ・ミーツ・ガール

“赤い盾”本拠の船をディーヴァとファントムが襲撃した。大勢の戦闘員を易々とあしらいながら、ディーヴァが追っていたのは、リク――

 物凄い急展開の回なのに緊迫感が足りないのはなんでだろうー。ディーヴァとファントムの圧倒的な力に対して、彼女たちを遥か昔から研究していたはずの“赤い盾”が大して抵抗も出来ていないので、戦いのダイナミズムが生じていない、またあれほど多くの苦汁を飲みながら大した学習もせず、易々とディーヴァに目的を果たされてしまった小夜たちの気楽さにも原因があるのでしょう。ああなっても、悲劇性がいまいち感じられない。相変わらず個々の要素はいいのに、全体ではどーもいまいちの印象が拭えません。

 派手なのに何故か地味な展開を経て、来週にははやばやと一年後に飛ぶようです……いったいどこに向かってるんだろう、このシリーズ。

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