本日の見出し

　健康的にエロティックなジャケットに思わず目を惹かれますが、私がTHE SQUARE作品で唯一これだけ持っている理由はそこではなく、ゲストにタモリが名を連ねているからだったり。才能がないからやめた、と言い張っているタモリですが、味のあるトランペットはこのアルバムでけっこう馴染んでおり、ジャズに必要な一体感を演出する才能はあります。歌というかスキャットというか、相変わらず謎のヴォイスも駆使していますが、これもまた聴き応えあり。

　引用したのはそのタモリ参加の曲ではなく、F1などスピードを競うスポーツや、バラエティのゲームなどを目にするとかなりの率でバックに流れている耳馴染みのある１曲です。実のところ、このアルバムに収録されているなどと思いもしてませんでした。iTunesの未再生曲を拾っている過程で発見して自分で驚いたくらいですから。