『ケータイ刑事 銭形舞』#11 コンビ解散の危機!〜小学生検事誘拐事件

 小学生検事正・多摩川ドイル(十川史也)の命令で、銭形舞(堀北真希)と五代潤刑事(山下真司)のコンビが解消の危機に瀕する。だがその矢先に、当の多摩川ドイル少年が犯罪組織に誘拐されてしまう。ついでに攫われた五代が、ドイルの残すメッセージの邪魔するなか、舞は無事に二人を助けられるのか?

 ……うーん、堀北真希の出番が思いのほか少なかった。ドイル少年と五代刑事プラス誘拐犯二人組の微妙な漫才が続き、その合間合間にやっぱりかなり強引な推理を展開しながらちゃんと五代たちの行方を辿る舞、という具合の場面が挿入されるだけ。ちょっとがっかり。

 肝心の話のほうも相変わらず微妙ですが、そもそも司法試験を通る必要のある検事正という職務に小学生が就いているというのは、高校生が刑事をやっているより無茶があり、前提が無茶苦茶なのだから内容に重みを期待する方が間違っているわけで。それにしても、もーちょっと見所が欲しかった話でした。

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