新耳袋トークライブ60

 昨晩のその後。

 いつもは映画を観てからイベントに赴くのですが、昨晩はいまいち時間の合うものが見つからなかったのと、この一週間は諸般事情から3本は観ることになりそうなので、作業のほうに割く時間を残すため夜はなし――なしでも納得できるくらいに『アフタースクール』に満足していたせいもあるんですが。

 そういうわけで23時過ぎに出かけて、雨の中現地入り。普段はステージ脇に陣取ることが多いのですが、毎度ご一緒しているN氏のご友人が席を確保してくださっていたので、珍しくステージ正面3列目ぐらいに座っての鑑賞。

 本日は、木原浩勝氏の弟子として相棒を務めている西浦和也氏が欠席していたため、もはやお馴染みとなった某グラビアアイドルと二人きりのステージでした。序盤は妙に大量に仕入れていた、いわゆる心霊写真と、携帯電話で撮影した奇妙な動画の映像もの尽くし。個々はなかなかなのですが、物量で仕掛けてくるとだんだん倦んでくるのが不思議です――いや、本当に個々のネタはちょっとしたものだったのですが。

 インターヴァルのあとは、ちょっと変わった企画。今年はけっこう色々と本が出るらしく、その都合上取材ネタが貯まっているらしい。その中でもちょっと注目株の、ある本に絡んで、わざわざ九州まで現地取材に赴いている面々に生で電話をかける、という初の試みが途中でありましたが――先方が飲み屋で酒に逃避し泥酔していたため話にならず。ことあるごとに宣伝とか何とか言ってましたが、あそこまでいい加減なことをされると、発売されても無視してやろーかという気分になるだけです。ほんとに、いい大人のくせになんだあれは。

 ……気を取り直して、そこからは本格的な怪談話へ。前述の通り取材が行き届いているし相棒は体験話の宝庫たる某グラビアアイドルなので、今回はネタが尽きませんでした。必ずしもハイレベルではなかったのですが、それでも凡百の怪談本などより精選されているので満喫。何せインターヴァル明けでも最初はお笑いネタに逃げる、ということがなかったので充実感はありました。

 如何せんこのところ忙しすぎて体力的にかなりきつく、途中から耐え難いほどの眠気に襲われてあまり集中できなかったのですが、でもまあ何とか起きていられましたし、話も概ね聞けたのでよかったよかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました