BUFFALO製地デジチューナーについてのちょっとしたネタ。

 BUFFALO製地デジチューナーDT-H50/PCIは、製品に同梱してあるマニュアルには「BDメディアへのハイビジョン映像のムーブには対応しません」とあり、ある時点までの情報では、四段階ある録画画質のうち、上位から2番目に当たるHP画質で録画したものはBDにもムーブできない、という話でしたが、これは誤りで、実際にはBDへのムーブは可能なんだそうです。先方の話では、DVDに移す際に下位の画質で録画してしまうと画質のコントロールが出来ないので、むしろHP以上で録画するよう薦められました。この誤解のために、以前はBUFFALOのホームページからダウンロードできていた本機のマニュアルは、現在削除されているそうです。

 また、再生用ソフトPCastTV for 地デジの設定には「時間変更に追従する」という項目があります。これをオンにしておくと、スポーツ番組や報道特番の影響で予約していた番組の放送が遅れた場合、放送波から得られる番組表をもとに時間を調整してくれる、という触れ込みの機能ですが、本当は現時点で実装していないそうです。後日追加する予定なので項目がある、という話ですが、じゃあヘルプとかマニュアルとかにそう断っておけよと。それ以前に項目を用意しておくなよ。この項目をオンにしても、あとで確認すると絶対にオフになっているのはそれが原因です。

 ……という具合なので、現時点でこの地デジチューナーはβ版どころかα版ぐらいの性能しかないと見たほうがいい。製品版などととうてい呼べるレベルではないのは確かです。他にも色々ありますが、上記二点はサポートの方々と話をしていて特に呆れた部分なのでとりあえず書いておく次第。

 ちなみに上で記した画質のコントロールについても、実はムーブの操作を行ったときに、挿入したDVD-RWの容量で収まるのか否か、という判定が書き込み以前に行われないため、危ないので実際の書き込み作業前で中断しており、故に私自身は未だ本当に容量が調整出来るのか確かめておりません。サポートの人はああ言ったんですが、その後HP画質で録画したものを選択して書き込みボタンを押すと、やっぱり表示される合計サイズは録画したファイルを単純合計したものなので、普通ならDVD-RWに収まるわけがないのです。この状況でムーブ作業なんか危なくて出来るわけなかろー!

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