黙って隠れ住んでれば良かったんじゃ……?

 プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭13を観に行く日……というルールも、忙しさや気候、ついでに日本橋ふくしま館のイートインにどこのお店が来てるか、といった諸事情に左右されて不確定になってますが、今回は本来のローテーション通り。まだ余裕はあるし、何より個人的にきょうは作業に振り回されず気軽に過ごしたい。いつになく順調なので、加速をつけたい気持ちもあるけどな!
 劇場はいつも通り、TOHOシネマズ日本橋。迷走台風のために不安定な陽気を考慮し、まだ陽射しは出てるけど折り畳みでない普通の傘を提げていく……私がこれをぶら下げてると降られない傾向にあるので、その検証も兼ねて。
 鑑賞した今コマの作品は、本多猪四郎監督、伊福部昭音楽、東宝作品という『ゴジラ』の布陣が邦画初の総天然色で製作したSF映画、地球外生命体と人類の戦いを描いた『地球防衛軍』(東宝初公開時配給)
 ……まあストーリーとか設定は、現代ともなるともうだいぶキツい。なんか宇宙人側に色々やりようがあったのでは? とか兵器開発のスピードとか、往年のオモチャっぽい宇宙船とかロケットとか、ツッコミどころも無数にある。個人的に、導入の山村を襲う災厄のくだりが、魅力的なのにその後の攻防といまいち繋がってこないのが物足りない。
 ただ、まだCGなど夢のまた夢の時代にかなりのクオリティで災害を表現するアイディア、工夫は今でも凄みが解る。特に山崩れのような形で表出する被害の描写は、いま観ていても慄然とします。
 それに、今となっては陳腐に映る宇宙人のモチーフやその目的、駆使するガジェットに、のちの『ウルトラマン』のような特撮シリーズの萌芽が窺えるのが興味深い。この時代からしばらく、特撮を円谷英二が牽引したことを考慮しても、結構意義のある作品ではなかろうか。
 ……と言ってはみるものの、やっぱり今となってはストーリーの拙さ、テンポの悪さが厳しいのは確か。技術面に注目して、現実を超えたヴィジョンを銀幕に再現しようとした奮闘ぶりを愛でることに集中しましょう。

 開映は9時半、尺は本篇88分で、観終わっても時間はまだ11時10分。用足しをして出てもまだ11時半にもなっていない。当初、これだけ早い時間なら、いつも列が出来ている鬼金棒でもそんなに時間はかからないだろう、と立ち寄るつもりでいましたが、陽射しの強さにうんざりして、映画館のあるコレド室町2からすぐそばの神田らぁめん悠に赴く。ここは味も量も私にとっていちばん落ち着く感じで、日本橋での映画鑑賞後に悩むと駆け込んでいるところです。前回、なんでか開いていなかったようなのでちょっと心配してましたが、今日はちゃんと営業してました。
 食事を済ませると、電車移動の途中で本屋に立ち寄り、文庫本3冊購入して帰宅。

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