『BLOOD+』episode-37 狂おしいまでに

 劇場での死闘を境に、ディーヴァはいっさいの公演を取り止め潜伏してしまった。手持ち無沙汰のなか、世話になっている家の小さな娘ハヴィアの誕生日を祝う準備をしていたカイたちは、街で小夜に遭遇する。カイに誘われて、その夜姿を現した小夜の表情は、昔と決して違うものではなかった。他方、ディーヴァのシュヴァリエのひとりファントムは、小夜に対する執着を強めていた……

 そろそろ本当に終盤を迎えつつあるようで、初めてこれまでの因縁のひとつに決着がつけられました。リクのときと同様、いささかあっさりしすぎている印象がありますが、“赤い盾”の残党と力をつけたカイ、小夜に従うことを決意したシフたちをも巻き込んだ戦闘はけっこう見応えがありました――敵方のパワーバランスが前回と違う気もするんだが。

 再会しながら別行動を取っていた小夜とカイたちもこれでようやく合流、ディーヴァとの直接対決も間近というところですが――ディーヴァの理念が見えてこないので、クライマックスの絵もまだ見えてきません。どう締めくくるのでしょうか。ていうかあと何回あるんだ?

コメント

タイトルとURLをコピーしました