『BLOOD+』episode-45 手のひらを太陽に

 ジェイムズに唆され、モーゼスはカイを襲った。仲間を救いたいがあまりの暴走に困惑するルルウ、小夜を支えるため懸命に逃れるカイ。シフたちにとって死を意味する陽光の下、逃走劇が繰り広げられる……

 本来はもっと感動していいところなのでしょうが――物語にとってシフたちの果たした役割というのが不明瞭なままなので、どうも腑に落ちないというのが正直なところ。そういう虚無感が意図的に演出されたと捉えるには、他の登場人物との繋がりもいまひとつ掴みにくい。そもそもなんでジェイムズはここまで来て彼らにああいう話を持ちかけたのかも意味が解らない――これから明かされるのかも知れませんが、いままでがいままでなので信用ならない気が。

 やっぱり構成がすべてを台無しにしている、といった印象です。

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