このところあまりに修行が激しすぎて、美羽に話しかけられないのが悩みになっている兼一。さすがにこういうことで相談できる師匠はおらず、とりあえず馬に話してみるが、「口で言うのがいちばん」と普通の答が返ってくる。が、やきもきしているところに、美羽自ら兼一を外出に誘うのだった……
なんだかとても久々に白浜家を見た気がします。原作もそうだが私はこのバカなお父さん好きだなあ。無駄に貫禄のあるお母さんも。そして我が家ならではの無防備な格好で久々に出没したほのかもナイスだ。
で、毎回問題視している作画ですが――今回、普通でした。突出した箇所はないけれどほぼ安定傾向、少なくとも観ていて溜息の出るような酷い場面はあまりなかった（少しはあったが）。実のところそれで充分なのですが、なかなかこのレベルに達してくれなかったのが問題なのであって。
今回は原作において微妙な位置づけにいる辻新之助初登場。基本的に兼一の目を醒まさせる役割を負わされているので、キャラは立っているし存在感は発揮するのですけど、長いスパンで見ないと出番は少ないという……そういう事情からか、わりと丁寧に描きこまれている気がしました。
しかし、こんなところで終わって来年に引っ張るのか。
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