『地獄少女(実写版)』第九話 偽の代償

 録画できる時は録画してあるのですが、リアルタイムでちゃんと観たのは久し振り。というわけで簡単に感想を書いてみる。単位を与えようとしなかった教授にレイプ未遂の疑いをかけて放逐させたはいいが、「本当のことを話せ」と付きまとわれるのに辟易としている女子大生。地獄通信にアクセスして様子を窺っているあいだに、逆にマスコミに訴えられてしまうが……

 女子大生の悪人ぶりはともかく、教授の行動があまりに軽率すぎて同情できません。これから訴えようという相手の家に、しかもひとりでいるときに行けばああいう展開が予測されて然るべきでしょう。それすら想像できないのだから、いずれ足下を掬われる人だったという気がします。不用心すぎだ。

 原作アニメにこういう話があったのか記憶が曖昧ですが、ただそれを差し引いてもどんでん返しのアイディアとしては面白い。でも伏線がもーちょっと欲しかったところです。いない人の数とか以外にも。

 しかしドラマ版の柴田、原作とは微妙に雰囲気が違うにも拘わらず、行動に説得力がないのは相変わらずだなー。何を根拠に取材して記事を纏めてるんだ君は。

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