聖桜学園にて恒例の水泳大会が開催されたその日、天宮学美は嵐のように現れた。翌日から転入なのにいきなり大会に参加する、過疎に喘ぐ生徒会役員にいきなり立候補する、と破天荒な行動に出る彼女は、瞬く間に学園の注目を集めていく……
ただなーんとなくチェックしたのですが、テレビアニメで、この彩色で動かそうという根性にまず惚れました。はやばやと息切れする可能性も思わないじゃありませんが、そんときゃそんときだ。
いまのところ目的不明、雰囲気のみの流れのようなのでひとまず話の評価は保留としますが、冒険的な演出を随所で試みているのは好感触。凝りすぎて失敗していたり効果を上げていない箇所もあっちこっちでしたが、とりあえずはいいとしましょう。
ほのぼのにしたいのか青春にしたいのかも不明なままなので、やっぱりもう一回は観ないと判断できませんな。今のところ嫌いになる要素はほとんど見当たりませんけど。13話までなら流されて見続けてしまいそうな勢い。
それにつけても、テーマはOP・EDとも岡崎律子作詞作曲、林原めぐみ歌ですか。……それだけでなんとなくしみじみとする。ただ、今回はOPなし、EDのみだったのですが、率直に言ってアレンジがいまいち。曲の良さに頼りすぎてぜんぜん工夫がない。実験的に過ぎた背景も個人的には惹かれるものがなく、慣れるのには時間がかかりそう。
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