『Venus Versus Virus』Piece11 ギセイ サツイ

 ルチアは芳樹を敵対する者と認識、スミレに注意を促すが、彼に恋心を抱くスミレはルチアの疑いを受け入れられない。彼に刃を向けたルチアに憤りさえ感じたスミレだったが、翌日、彼女は学校を休んで芳樹に真相を確かめようとする。一方、ヴィーナス・ヴァンガードには傷ついた名橋たちがようやく帰還した。ルチアは彼から、自分とスミレに共通する事実を知らされ――

 ……うーん、どうも行動に一貫性がなくて困る。急展開なんですが、動機付けが中途半端すぎて終始いまいちなまんま。最終的にああいう行動を起こさせるなら、もうちょっと心理的伏線を張ってくれないと、カタルシスに結びつきません。

 来週で完結のはずですが、ここまでこんがらかった話をどう締めるつもりなのやら……。なんかマイナス方面の興味で来週が楽しみになっていたりする。

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