正太郎の実験に付き合わされつつ、とりあえずどうやら平穏な日々を得つつある千波美。だが、依然として電気に関係した代物を破壊してしまう特異体質は改善しないまま。正太郎に昔から想いを寄せる園美は、やたら彼に接近しているように見える千波美を前に苛立ちを隠せない……
新しいキャラが姿をちらつかせたと思ったら、直接絡まずに終了。でもまあ、初回から続いていた奇妙な関係性の捻れは一段落したので、とりあえず話は進んだと見ていいでしょう。勘違い娘だけど妙に義理堅い、というキャラクター性からするとこういう流れの方が面白いのは確かで、ようやくラヴコメとしての本領を発揮しつつあるという感じ。ただここに至るまでちょっと話を使いすぎかも。せめて前話ぐらいまでで達しておいて欲しかった。
作画の雰囲気は、決してハイレベルではありませんがバランスは保っているのであまり気にならない。ただ演出での遊びも、盛り上げもなかったので、全体が妙にフラットに感じてしまう欠点があります。初回からあった、能力暴走の部分の表現が大人しめだったせいもあるので、他に何か追加要素があっても良かったように思うのです。何というか、全般に優等生的で、いまいち冒険心に欠くのが寂しい。
色々と腐してはいますが、切るほど駄目、という印象は相変わらず受けないので、当面は視聴継続します。ていうかこのままダラダラ最後まで見てしまいそうだ。
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