三姉妹の親類、タケルおじさん――と呼んでいるが実は従兄――が、彼女にフラれてやって来た。文字通り腫れ物に触るが如く扱うが、また彼女から連絡があって意気揚々と飛び出していき……結局駄目だった。さて、夏奈は最近、好かれているとも気づかず藤岡と親しくしているが、そんな藤岡に横恋慕しているリコという娘がいた。夏奈と藤岡の会話から勝手に妄想を繰り広げていき……
そんなリコにやたらと絡まれた挙句、微妙に動きが機敏になったケイコが可愛くて仕方ありません。そして作中に登場するゲームのシュールさが可笑しくて仕方ありません。ていうか遊んでみたいんですがこれ。
小ネタの蓄積ながらも、相変わらずテーマの統一は保ってます。“恋もよう”と言いつつ、当の南家三姉妹自身は特に思うところがないのがまた可笑しい。決して作画のレベルが高いわけでも、演出での工夫があるわけでもありませんが、雰囲気を演出して連携する技が巧みで、何だかんだ観てしまいます。空気アニメとしては、空気に徹し切れていないことが逆に欠点にも思えますが、別に空気だと謳ってたわけじゃないはずだしー。
それにしても保坂は本当に気持ち悪い。マキのこの発言に説得力が備わっているだけでも大したものです。……期待していた『もっけ』よりも、ほとんど気にも留めていなかったこっちのほうが現時点では通して好感触なのが切ないな……。
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