やってることはソフトじゃねんだよ。

 今週中に観る! と決意していた映画が1本ありました。本当なら今週は少し余裕が出て、2・3本は消化したかったのですが、先週末から2つのトラブルが波状攻撃で攻めてきて、結果として作業が進まず、引っ張り続けて遂に金曜日。まだひとつ峠が残っているものの、昼間までにどうにか難所を越えたので、一眠りしたあと自転車にて有楽町方面へ。

 本日の目的地は、調べてみたら実に3年半ぶりだった丸の内TOEI。有楽町界隈は最近よく訪れるのに、どうしてこんな間遠になったのかというと――やっぱり、シネコンの台頭で、ここでかかるようなロードショー作品は、どこかしら行きつけのシネコンで上映されてしまっていたから。本日のお目当ても、新宿バルト9でかかっているのですが、あちらはポイントなどの特典はない(あっても私は会員になってない)し、折角久しぶりに訪れる理由が出来たのだから、と行き先を定めたわけです。

 作品は、『怪談新耳袋 ノブヒロさん』やガチの心霊ドキュメンタリー『怪談新耳袋殴り込み』シリーズの監督である豊島圭介初のメジャー作品にして青春映画、ヒーローになりたいが故に競技人口の少ない男子ソフトボールに挑戦した高校生たちの姿をコミカルに清新に描いたソフトボーイ』(東映・配給)

 ツイッターにて、映画業界の人々が妙に好意的なつぶやきを漏らしていたので、かなり期待していたのですが――本当にいい青春映画でした。題名などから『ウォーターボーイズ』の系譜、と捉えることも出来ますが、その話の作り方にはアンチテーゼのようなものも感じさせる。巧みな伏線を張り巡らせて組み立てながらも、描いていることにわざとらしさがなく、苦いけれど清々しい感動が味わえる。これは確かに、ヒットして欲しい作品です。

 鑑賞後、ヨドバシAkibaにてちょこっと買い物をしてから帰宅。……朝5時ぐらいまで起きて作業をして、仮眠2時間ずつぐらいで行動していたもので、さすがに少々グロッキーですが、もう少しで山を越えられるますから、何とか頑張ります……そして明日も映画を観るのだっ…!

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