船井の提案したカードのシャッフル。カードを持つ者が全員加わってしまったなかでは開司たちは避けるわけにもいかず、提案に乗る。何故かチョキのカード3枚の存在が確認されなかったが、それでもカードの交換は行われた……かくて、開司の買い占め工作は完全に破綻する。だが、寸前で開司は船井の“策”を見抜く――
策も潰えて、本当に背水の陣の戦い。理詰めで船井の罠を喝破しても、まだ開司たちの危機は続いている。途切れることのない緊張感と、だからこそ活きてくる理論。もうまるっきり本格ミステリ、しかも最後の最後まで犯人の解らない、良質の手触りが続いています。
理屈が勝っているために演出面での工夫があまりないのがアニメとしては気になりますが、しかし正直アニメだからどうとか言う必要すら感じなくなってます。作中時間で残り5分ちょっと……を次回20分ぐらい使って描くのか。さて、最後に何が起きる。
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