かつての同級生・マユミの話していた“はざま”を求めて、優子は前に暮らしていた金沢に戻る。頼ろうとしたマユミには、かつての仕打ちを理由に拒まれてしまう。優子は意を決して、単独でコイルスの残した空間へと侵入する。彼女を救うために追ってきたハラケンとオバちゃん、計画を妨害されることを怖れた猫目と、彼に操られるタケシ、そして異空間の中心部に取り残された勇子――中心人物が、一点に集中する……
あああああああ感想なんかどうでもいいから早く続きをぉー!!!! EDを取っ払って描かれた衝撃の事実――はある程度話が進んだ段階で想像できたことではあるのですが、しかし道程もタイミングも完璧。この瞬間のために引っ張ってきた根気に頭の下がる思いがします。
ただ、ここまで来てみると、少し伏線が多すぎた気もするのです。こと、勇子が優子を拒み続けたあの理由については、もっと随所に描写を含めて欲しかった。このふたりが直接的に絡む場面が少なかったせいもあるのでしょうけれど、さすがにやや唐突。
と辛いことを言ってはみますが、トータルではやっぱり超高品質。しばらくヴィジュアル的には凡庸な印象があったのですが、如何にも初期的な電脳世界を実感させる異世界の深部像は見応えがありましたし、最後に来て表情の描き方もより繊細になっている。
泣いても笑っても来週がラストです。正座して待ちましょう。
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