正月を前に、予行演習と称してマコトと冬馬に晴れ着を着せる夏奈――だが当然性別は逆だ。いい具合に盛り上がっていた一同だが、遅れて現れた吉野のひと言が更に面白い方向に走らせる。まだ夏奈ぐらいの年齢では誰もが携帯電話を持たせてもらっているわけではないが、ケイコは試験の成績が良かったので親に買ってもらった……筋を通しているのに、何故か夏奈に罵られるのであった……
……とにかく夏奈に振り回されている子達が不憫でなりませんが、特にケイコは気の毒すぎます。普通にいい子なのに、夏奈にいぢられているそれだけでキャラが立ってしまうなんて。
このスタッフでは最後、ということもあってか全キャラ大盤振る舞い。何だか妙に気に入られているらしい保坂の妄想もハイスペックでお届けです。……ていうかちゃんと先生と二宮くんもやってくれたな。オチなかったが。そしてどうして落とすのがお前なんだ。そして第一話以来のアグレッシヴな演出をそこで使うのかよ!!
いちおう意味不明の高笑いという括りはあったものの、話としての纏まりはいっさいありませんでしたが、そういうところまで含めて大変にらしい作品でありました。……さて、『おかわり』の出来映えはどんなもんでしょうね。
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