午前中、素速く2冊だけ買ってこようとバイクにて外出、したのが色々と間違いでした。
まず三省堂神保町本店を訪れたのですが、ここでは一方しか見つからず、もうひとつのほうは在庫なしとの回答。18日発売で、ネット書店では品薄とはいえ、他店では在庫を確認しているので、売り切れたりするかなーと首を傾げつつも、どうやら有楽町店にはあるらしいので移動。
気づいたら新宿にいました。
てきとーに見知らぬ道を辿っていたせいで、あさっての方向に流れてしまったようです。いっそこの辺で捜すか、とも思ったのですが、現在新宿界隈にはバイクを駐めておくスペースが見つけにくい。それにどこの書店も目抜き通りに面していたり、逆に歩道から入っていくのに時間を要するところばかりなので、ひとまわりして諦め、改めて有楽町を目指す。
11時過ぎにどうやら有楽町到着。在庫があるのは解っているからすぐ済むだろうと、普段なら駐めることを考えない一画にバイクを置いて、急ぎ店内へ。検索の機械からデータを刷りだしてみると、指定の棚が目の前にあるので楽勝か、と思いきや、いくら捜しても見つからない。やむなくレジに向かって訊ねると。
そこから十数分費やしました。
戻ってきたと思ったら「発行日が8月なのでまだ入荷してません」と言い出すから、それは奥付なんだから翌月の場合もあるだろうだいいち下にある“在庫有り”は何やねん、と返すと「ない場合もある」という返事。そんなはずあるかちゃんと調べてきなさい、と追い返したら、レジの奥にあるパソコンで検索をかけて本の内容を確認しているらしい。そののち先輩か上役らしき店員と探しはじめ、どうもコミック棚にあるようなので確認してきます、と上階に向かったものの、なかなか戻らない。ようやく戻ってきたと思ったら、「コミックの担当が12時過ぎにならないと出勤せず、在庫の有無が解らないので、確認のあとでお電話さしあげる形でよろしいでしょうか」と来た。
いや、確かにジャンル分けの難しい本だというのは解ってます。でも、公式には18日発売とされていて、最悪でも19日には荷物が届いているはず――だからこそデータ上も“在庫有り”になっているわけで――なんですから、それが棚に出ていないのはおかしいでしょう。で言うに事欠いて、担当者がいないから解らない、ってそれを客側に言って通るはずがない。バイクを駐めた場所があんまりよろしくないのでいい加減落ち着かなくなってますが、ここまで来ると腹立ちのほうが勝って、もう一度捜してきなさい、と行かせてみたら。
1分と経たず戻ってきました。商品を持って。
……客も利用できる検索機に信頼性が乏しいのもさることながら、あとの手際の悪さにもただただ呆れるばかり。もっと早いタイミングで、私に直接内容を確認してくれれば、コミックの棚に並んでいる可能性は解ったでしょうし、挙句に客がどこから来ているのかも解らないというのに「あとで連絡」という選択肢を使うのはどういう了見なんでしょう。休日で人を絞っているのかも知れませんが、担当者がいないだけで在庫が確認できない体制もひどい。しかも最後に行かせてあんなすぐに戻ってきたということは、たぶん在庫のとても解り易いところに置いてあったでしょうに、何であんなにてこずったのか。いやそれ以前に、普通に考えて19日までには入荷していたはずのこれ、3日間も眠らせていた担当っていったい何をしていたんだ。
というわけで、当初は11時ぐらいまでには家に戻るつもりでいた外出は、私のおっちょこちょいと店員の不手際で1時間近く延びてしまったのでした。……都内の交通量が少なめで、走っていて心地好かったのだけが救いだった……。
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