『GOEMON』特別試写会atユナイテッド・シネマ豊洲。

 ユナイテッド・シネマ系列では、映画鑑賞1回ごとに通常1ポイント付与、6ポイントと交換にて1本無料で鑑賞できる、という会員制サービスを実施していますが、今回その6ポイントと交換で、試写会のペア招待状が先着で貰える、という企画を行っていました。ちょうど関心のあった作品*1だったので先週のうちに押さえ、例によっていつも同行してもらっている某氏を引っ張り出して、雨のなかを電車にて豊洲へ。

 ものは、色々な意味で話題となった『CASSHERN』の紀里谷和明監督長篇第2作、伝説の義賊をモチーフに、CGを駆使した豪華絢爛たる映像で描くエンタテインメントGOEMON』(松竹×Warner Bros.・配給)。プロデューサーの方が自身のブログでやけに誇らしげに語っていたので、出来映えを見届けたかったものですから、わざわざ試写会のチケットを確保したのです、が。

 ……やっぱり、『CASSHERN』の監督と聞いた時点で感じた不安のほうが当たってました。それでも、同行した某氏曰く「『CASSHERN』よりはお話になっている」とのことでしたし、部分部分でいい台詞や味わいのある場面もあるんですけど、とにかく設定や人物造型にブレが多すぎる。売りであるはずのCGもぎこちなさがやたらと目立つわカメラワークは拙劣だわで、これならたぶんゲームのほうがよほど見応えがあるのでは、という代物。別に史実と合わなかったりキャラクターがお馴染みの設定からはみ出しているぐらいは構わないし、美術の独特なセンスもそれはそれで見応えはある。何より俳優は場面場面でとても健闘していると思うんですけど、そういう良さがぜんぶ無駄になるくらい纏まりの悪い作品でした。

 ツッコミどころをあげつらう愉しさはあるので、私はお金を払って観ても怒らなかったと思いますけど、「面白いですか?」とか「必見ですか?」とか訊かれたら絶対に首を横に振ります。

*1:観たかった作品、とは言わない。

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