本日は午後からアニソンカラオケの予定を入れていたため、映画はやめにして、宿題になったままの感想を先に仕上げるかな−、と直前まで迷っていたのですが、今年掲げている年間100本鑑賞という目標を達成するには、今日を抜くとあとがきつい。というわけで、うまく待ち合わせ時間までに到着できるスケジュールを優先して作品を選び、もはやお馴染みとなった西新井へ移動。
選んだのは、『ピンポン』の曽利文彦監督が、日本の誇る時代劇ヒーロー『座頭市』を女性に置き換え、綾瀬はるか主演にてリメイクした『ICHI』(Warner Bros.・配給)。座頭市を女性に、というアイディアだけで密かに気にしていた作品ですが、実のところそんなに出来のほうは期待してませんでしたが――これがなかなか面白かった。北野武監督版にあったような破天荒さはないものの、市を女性にすることで生まれた、市の内面描写と、登場人物の噛み合わせが巧く、かつ大筋では時代劇の王道なので、安心して観ていられる。色物っぽい発想に見せかけて、けっこう正統派の娯楽時代劇です。
鑑賞後、いつもなら行きつけの蕎麦屋に向かうところですが、すぐさま自宅に戻る。荷物を置いたり換えたりしてから電車に乗り、御徒町へ。パセラ上野広小路店にて、アニソンカラオケ三昧です。
急遽決定したため総勢4名、うちひとりは所用のため2時間程度で抜けるため、当初5時間ぐらい詰め込む予定でしたが、さすがに保たんだろうと4時間に変更。……それでもなかなかハードでした。特に私はアニソン絡みでは女性ヴォーカルを仕入れがちで、そうでなくてもブランクがあったというのにやたら高音を出していたから終盤はちときつかった。しかし恐ろしいことに、そんな状態でも『崖の上のポニョ』は女の子のパートを平然と歌うことが出来ると判明。たった4人なのに、機械で現在の料金を参照すると、2時間程度で1万円を超え、終わる頃には4万円を超えている謎の事態がありましたが、当然ながら機械のミスだったので問題なし。たっぷり楽しみました――但し、あとになってみると、機械の表示する料金に恐れを為して、途中から飲食を注文するのを遠慮していた気が……。
終了後、お二方と別れた私は秋葉原まで徒歩で赴き、お買い物と秋葉原エンタまつりの抽選会を済ませてきました。お買い物はさっさと済みましたが、抽選会は異様な混雑ぶりで、列に並んでから抽選の機械に触れるまで1時間近くを要したのでした。5等がひとつに参加賞4つ、と散々な結果でしたが、いいの別に。
……そんなこんなで、そうでなくてもこの2週間ぐらいけっこうハードに動いていて、しかも今週はずっと風邪気味だったのにカラオケなんかやったせいで、いま疲れてひたすら眠いです。人数が少なかったため心ゆくまで歌えた分、すっきりはしてるんですが。
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