過剰な肩書きは却って人間を束縛する『過多たたき』、世の中に蔓延する数字の詐術を暴く(?)『アーと〜』、スルーすることも必要です、の『ライ麦畑で〜』の3話。
最初のエピソード、読んだ覚えがないんですが、もしかして単行本未収録でしょーか。オリジナルってことは……ないよな。流れを知らない分だけ、普通に笑ってしまいました。
演出の方は、やっぱり特徴的だけど格別な実験性は感じられず、これまでのパターンを踏まえています。原作を絵コンテのベースにしているような作りに、2話半で最後に声優自身が挑戦した絵描き歌、という構成も一貫していて、制作する方はペース配分がしやすいのかも。これはこれで観やすいんですが……でも物足りないなあ。
しかし今回、衝撃的だったことがひとつあります。ふたつめのエピソード、単行本における追加オチ部分で登場するあの人の声。本放送中はEDでのクレジットを見逃してしまったので、すぐに録画データを確かめたのですが……これ、本当か。同姓同名の別人じゃないよな。
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