BGV代わりなので、届いたら基本的にすぐ観ます。あちこちの運動部で助っ人をしていたりんが遂に部活を決める第13話、部費を求めて群がる生徒たちを前にかれんが頭を悩ませる第14話、母親が風邪を引いたためのぞみが家事に精を出して大惨事になる第15話。
メンバーが固まったことで、学校生活や日常からキャラクター性を掘り下げていく話が多くなっている感じ。りんの部活決定から、かれんの生徒会長としての悩みや彼女の変化に繋げているあたり、このシリーズでは珍しい、解り易く狙いすましたバトンパスが素敵です。本当に、初登場の頃と較べると非常に丸くなったよなかれんさん。
しかしこの巻の白眉は第15話でしょう。のぞみの不器用さと一所懸命さを描く一方で、母親ふたりと対比してのぞみとりん、ひいては５人の仲間たちの将来に繋ぐ絆を暗示する。話がよくできているせいなのか、絵のほうも高レベルで安定していて、大人目線で観ても優秀な仕上がりでした。……プリキュアに変身する部分が付け足しっぽくなっていなければ完璧だったんだが。
今週末に続篇が劇場公開となるので、復習のために借りて鑑賞しました。好きな映画なので買ってもいいんですが、だいぶタイミングを逃してしまったし、もうここまで来たら２作目とセットで発売されるのを待ちます。
こないだハリウッド・リメイク版を観たときにも思いましたが、こっちのほうが余計なシーンが多い印象。悲劇の過程で住人のインタビューを入れており、息抜きにはなるんですが、やや間延びした感がある。但しそのぶん、カメラの動きが激しく、油断すると酔いますが臨場感は著しい。
続篇はこの出来事のあと、潜入した特殊部隊のヘルメットにセットしたカメラで撮影した映像で構成される、らしいので、更に酔う危険があります。……注意しないとね。
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