レンタルDVD鑑賞日記その58。

 またしても『ナゴム、ホラーライフ』のお薦め作品を鑑賞。『エイリアン』を手懸けた脚本家陣によるゾンビ映画

 先日ビクターから再リリースされましたが、私が鑑賞したのは旧版。そのせいなのか、どーも映像は汚いのですが、演技や演出の古めかしさ、主題のどこかゴチックな雰囲気と相俟って、あんまり違和感がありません。それでいて、話に聞いた通り、単純なゾンビ物ではない――今となってはさほど意外性はないものの、ブームの走りとなった『ゾンビ』から僅か2年後の作品であることを考えると、けっこう重要なターニング・ポイントになったように思われます。ゾンビという題材が単に、蘇る、襲いかかる、感染する、という要素だけで観客を脅かすのではない、ということを証明した点において。

 ルール設定にまだ曖昧さが残っているのと、ラストのあれが少々伏線不足、というのが残念ながら、良いゾンビ映画だと思います。

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