レンタルDVD鑑賞日記その87。

 今日は作業が大詰めなので、映画鑑賞はなし……と思っていたのに、起きてみると異常な倦怠感が残っていたため、余分に寝て少しリフレッシュを図りました。そのあと、昼食を摂りながら、レンタルDVDを鑑賞。

  • 『レベル・サーティーン』(FINE FILMS)

 ……解る人には解る、飯時に観てはいけない映画でした。失業した男が、突然かかってきた電話に指示される常軌を逸した“ゲーム”をクリアして賞金を稼いでいくサスペンスなのですが、途中にまともな神経の人が観たらきっと不快感を抱く、少なくとも直後1時間は食事が出来ないであろう場面がありました……困ったことに私は平気でしたが。

 アイディアと導入は素晴らしいし、2時間近い尺をずっと引っ張り続ける牽引力は確かにあるんですが、“ゲーム”のエスカレートの仕方がおかしかったり、伏線が足りなかったり、オチに持っていくための計算が雑だったり、と話が進むごとにグダグダになってしまった。見せ方や個々の要素は非常にいい、と思えるだけに、大変にもったいない作品でした。実のところ、序盤のあの“ゲーム”だって、不快を抱く人は少なくないでしょうけれど、配置を間違っていなければ作品に対する嫌悪感に繋がる危険を減らすことは出来たはずだし。

コメント

タイトルとURLをコピーしました