本日は先行公開作品の鑑賞――渋谷ではなく、毎度の西新井です。相変わらずの猛暑続きですが、実のところ自転車の移動に費やす時間はどんどん短縮され、汗を掻く量も減っています。順応しつつある。
鑑賞したのは、ゲームを原作とした人気シリーズ4作目にして3D化を果たした、『バイオハザードIV アフターライフ』(Sony Pictures Entertainment・配給)。
『アバター』以降初めて、撮影段階からすべて3Dで制作された作品になるそうです。それだけに、『タイタンの戦い』あたりのような「なんちゃって3D」っぽさはなく、人物の凹凸まで感じられるような精密な3Dになっている。ポール・W・S・アンダーソン監督らしいアクションの応酬とも噛み合って、映像的には見応え抜群なんですが、お話としてはいまひとつ。シリーズを通して観ていないと解らない要素が多く、話も完結していないし、単独の仕掛けもちょっと安易すぎる。3Dであることに耽溺したような映像を味わう、アトラクション・ムービーとしては秀逸ですが、物語としてはちゃんとシリーズを追ってきた人でないと楽しめないかと。
帰宅後は惰眠を貪ってしまい、起床後さっそく感想を書こうとしたら、並行して進めるつもりだった録画のムーブ作業がおかしなトラブルを起こしてしまい、足を引っ張られた結果、今日中にはどーしても間に合いそうもない情勢に。まあ、本当の公開は来週なので、急がなくてもいいのか。
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