限界を知る。

 はじめから、今日あたり一本観に行くことは決めてました。ですが、このところ特に観たいものはなるべく初日に観るようにしているのに、それでも惹かれる作品は貯まっていくもので、候補に挙げていたのは三本。どれも午後6時半ぐらいから7時半ぐらいまでに開始するものをターゲットに絞っていたのですが、予定の仕事が想像よりも早く片づいたので、その一本前のを観に行けるかチャレンジしてみた。いざ六本木。

 ……やっぱり、20分は余裕を見るべきでした。乗り継ぎがうまく行けば充分間に合ったはずなのですが、待ち時間などが祟って10分ほど遅刻。予告編の15分があることを想定しての強行軍だったので本編には間に合いましたが、でも毎回予告編を観るのも楽しみのひとつだったので若干消化不良気味です。

 作品は、ホアキン・フェニックス主演、ジョン・トラヴォルタ共演、911以来アメリカのヒーローと目されるようになった“消防士”に焦点を当てた感動のドラマ炎のメモリアル』(東宝東和・配給)。予告編などから類推したとおりの殆ど捻りもない作品、人間像も類型的ですが、それ故に生々しさと迫力が素直に楽しめる。CMでも印象的に使われている主題歌を字幕付きで流すラストシーンはちょっとあざといのですが、そう思っていてもグッと来てしまいます。いっそ潔いほどの直球勝負が魅力の佳品と言っていいでしょう。詳しい感想は後日、このへんに

 途中でビデオデータの退避に使うためのDVD-R50枚入りスピンドルを購入してから帰宅。行きで焦るあまりときどき小走りになったりしていたせいか、まだ十時にもならないのに非常に眠い……やっぱり移動は余裕をもってしたほうがいい。

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