レンタルDVD鑑賞日記その143。

 第9話から第12話まで収録。このあたりは、自分の存在意義をいまひとつ理解できていないひかりが、なぎさやほのか、アカネとの関係の中で少しずつ自我を構築している感じ。こうして見ると、ひかりの変遷は『フレッシュプリキュア!』のせつなのプロトタイプです、まるっきり。

 主題の展開はいいんですが、ただ戦闘と日常パートの整合性、という意味ではちょっと破綻が目立ちます。特に第9話、科学部をうまく切り盛りできない悩みとほのかの誕生日イベントの組み合わせ、解決の仕方にかなり無理がある。比較的そのあたりがうまく行っているのは第11話なんですが、こちらは戦闘パート序盤のクオリティが異様に低くて苦笑いがこらえられませんでした……終盤に新しいアイテムが登場するため、そこには力を注いでいるのが見てとれたんですが、あの戦闘シーンのバランスの悪さはどーにかならなかったものか。

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