週末は通常、封切り作品の鑑賞に当てていますが、今日はちょっと習慣を曲げて、午前十時の映画祭を観てきました。きのう観るつもりだった『麗しのサブリナ』を直前で劇場の臨時休業により逃してしまったのが思っていた以上にショックだった*1こともあり、状況の不安定ないまは、こちらを優先するべきだと考えたのです。
vitの先売りは未だ行われていませんが、当日に限り解禁されたので、日付が変わったタイミングで押さえ、自転車でお出かけ。着いてみたら、どうも何かのイベントと重なっていたようで、チケットカウンターにけっこうな行列が出来ている。たとえ当日でも、vit利用が有効なのは変わらないようです。
今週の作品は、アメリカに暮らすイタリア人一家の風変わりな恋愛模様をコミカルに、情緒豊かに描き出した『月の輝く夜に』(MGM×UIP配給)。
この映画祭で上映されていなかったら多分特に興味を惹かれることもなかった作品ですが……やっぱり基本的にハズレはありません。ちょっとくどいですが、洒落た描写が終盤で意外な結実をし、とんでもない見せ場に昇華していく様は快感でした。しかしニコラス・ケイジ、今よりも顔がくどいぞ。
鑑賞後はいつものうどん屋……に行こうかと思いましたが、さすがに２日連続だと飽きそうなので、移動経路の途中にある人気ラーメン店にて食事。帰宅後、課題になっている『昼下りの情事』の感想を取り急ぎ書き上げて、作業に戻る――つもりでいたのですが、思わぬ出来事で頭に血が昇り、それで心身共に疲れ果ててしまったようで、現在集中力ゼロ。少しでも作業を進めて、久々に『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』観て和んだらさっさと休みます。体力を取り戻して、明日仕切り直しだ……そして来週は、もう１本の午前十時の映画祭上映作品と、今週末封切りの作品を１本観に行くのだ。
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