約１ヶ月ぶりの封切り鑑賞。

　このところ、多忙に加えて、週替わりで作品が変わる午前十時の映画祭や週１開催の大成龍祭を追いかけるのに必死で、封切りの新作がなかなか鑑賞できません。先週末には何とか観られるかもと思っていたら生憎の雨模様、今日も陽気はいまひとつなのですが、これだけは外せない、と意地で午前中からお出かけ。そもそも何で水曜日に封切りなのか、という気もしますが、たぶん内容から女性の動員を重視し、レディスデーに初日を設定したかったのでしょう。

　訪れたのは、これも約２ヶ月ぶりのTOHOシネマズ日劇。作品は、ダーレン・アロノフスキー監督作品、ナタリー・ポートマンにオスカーをもたらした心理サスペンス『ブラック・スワン』(20世紀フォックス配給)。

　誰もが絶賛する演技を早く確かめたかった一心でしたが、観て納得、これは正直、賞を上げないわけにはいかない。ダーレン・アロノフスキー監督らしい演出とテーマも見応えがありました。

　鑑賞後は、別の劇場で後日鑑賞するときのためのチケットを購入し、更に久しぶりに本屋に立ち寄りちょこっとだけお買い物。早く作業に戻りたいこともあって外食はせず、家に帰りました。

　……しかし、もはや自宅から有楽町までぐらいなら楽々と自転車で移動できるようになってしまった現在、雨が降っているとはいえ、電車を利用すると、すごーく無駄なことをしたような気分になります。かといってカッパを着て自転車に乗っても、行き先で置く場所がないからどーしようもない。映画館とかで雨がっぱを預かるようなサービスを実施してくれればなー……。