ふと思い出した、どうでもいい話。

 しばらく前の『爆笑レッドカーペット』のスペシャル版で、内村光良が久々に“ミル姉”で登場していました。要は、レッドカーペットの芸人の一部を起用した内村司会による深夜の特別番組『THREE THEATER』がこのスペシャルに組み込まれていたため、その前振りとして出て来たのですが、しかしだからといって何故ミル姉なのかが解らない。

 しかし、あとで気づいたのです。それは番組の最後、スタッフロールを目にしたときでした。一覧の最後、プロデューサーの項にあった名前。それは、内村が“ミル姉”を演じていたコント番組『笑う犬』シリーズのあるコーナーにて、ネプチューン堀内健が必ずネタにしていたアシスタント・プロデューサーと同じ名前でした。

 つまり、当時のAPが昇進してPとなり、現在担当しているお笑い番組のスピンオフをやるに当たって内村が起用され、併せてスペシャルでかつてのキャラクターを復活させた、という成り行きだった模様。そしてこの流れが先月末、23時台ながら『笑う犬2008秋』が放映され、放映された以外の新作も含めたDVDの12月発売に繋がっている、と。

 番組は終わっていても、それ自体が記憶に残っていて、スタッフやキャストも健在であれば、こういうふうに繋がっていくんだな−、と妙に感心した次第。

 それにしてもフジは最近、『ボキャブラ天国』とか『カノッサの屈辱』とか、かつての人気番組をさり気なく復活させていますが、何か思うところがあるんでしょうか。どうせなら『IQエンジン』も復活させて欲しいんだが。かつてと同じキャストを集めて。

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