昨日、ほんの僅かに寝過ごしたことを未だに悔やんでおります。取りやめにした時点で、今日なにを観に行くかは決まっていました。
相変わらず、若干寝不足気味だったので、少し早めに昼寝をして、きのうこの時間に目醒めていれば間に合ったのに、という時間に覚醒。時間割や移動距離の都合もあって、本日は半月ぶりに西新井へと自転車を走らせました。
鑑賞したのは、『SAW』のジェームズ・ワン監督&リー・ワネル脚本、『パラノーマル・アクティビティ』の製作陣のバックアップ、という布陣で作りあげた正統派ホラー『インシディアス』(Showgate配給)。この面子なら、普通は公開初日に押さえてるんですけどね……。
出来のほうは、いい意味で期待通り。正直、こちらは色々慣れているせいか、思ったほど怖くはなかったのですが、初心者や不慣れな人はかなりの場面で戦慄するはず。そして、慣れている人間からしても、ツボを弁えた展開にニヤニヤしっぱなしになりますし、その一方で伏線を巧みに埋め込んだ真実にも唸らされる。ホラー映画でありながらレーティングはG、しかもそこにすら意味がある、という。本質的には王道ですが、それを完璧に仕上げた傑作。『ピラニア3D』とは対極にある痛快作です。こんな素敵なのを立て続けに観られる幸せ。
当初、今週は西新井で別の作品を観るつもりでいたので、何とかハシゴ出来ないかと思っていたのですが、どーやっても不可能でしたし、今週は1日、とんでもなくハードな予定を組むことを目論んでいるので、気力体力を温存すべく、1本で済ませました。
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