レンタルDVD鑑賞日記その220。

 ニコラス・ケイジ主演の……ではなく、その元となった伝説のカルト・ムービー。これまでDVD化されていませんでしたが、リメイク版の公開・DVD発売と時期を合わせてリリースしたものです。

 警官の犯す罪それ自体はわりと有り体、ですがその描写に鬼気迫るものがあります。罵倒しながらも神の存在から逃れられないあたりに、如何にもアメリカらしい宿痾が窺える。ストーリーの構成が行き届いている、というわけではないので、捉えどころがないまま終わった、という印象を受ける人も多いでしょうが、主人公である警部補の狂気の表現は圧倒的。なかなかでございました。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ12』(BROADWAY[発売])

 前にいちど観てますが、ふと昔のものを再鑑賞したくなったので借りてきました。……正直、最近のものより間違いなく面白い。この頃に完成されたスタイルを守っているのはある意味で評価すべきことですが、もう少し踏み込む必要があるよなー、最近の作品は。

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