本当はこれを観るつもりでした。

 昨日までの汗ばむ陽気から一転、冬に舞い戻ったかのような寒さのなか、1枚だけ厚着して、今日も朝から自転車にてお出かけ。TOHOシネマズ日劇にて、本当はきのう観るつもりだった作品を押さえてきました。

 作品は、スティーヴン・スピルバーグ監督作品、歴史的な奴隷解放宣言を現実的なものにするため憲法の改正に挑んだ、アメリカの歴史にその名を刻む大統領の姿を、現代最高の俳優ダニエル・デイ=ルイスを招いて描き、アカデミー賞を筆頭に絶賛された歴史ドラマリンカーン』(20世紀フォックス配給)

 もはや何も文句のつけられない傑作。あの誰もが知っている名演説に依存することなく、多くの人に尊敬され愛された大統領の人物像を説得力充分に描き出してます。結果が解っている採決に向かって、サスペンスを盛り上げ、興奮を煽るための人物配置、構成も見事。我らがトミー・リー・ジョーンズの名演も必見ですが、しかし“これこそリンカーン”を完璧に体現し、作品世界を支配してしまったダニエル・デイ=ルイスはやっぱり凄い。

 帰宅後、昼食を摂って仮眠、それから感想に着手し、『カルテット!』についてはどーにか書き上げることが出来ましたが、これからまたお出かけして朝帰りの予定、そして夕方にはまた用事があるので、『リンカーン』の感想が書き上がるのは早くても月曜日になりそうな気がします……っていうか他の作業を突っこむ余裕が見つからないのをどーしたものやら。

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