今日は諸々の用足しだけで、基本的に大きなお出かけはなし……という予定でしたが、思い立って夕方から自転車にてお出かけ。もはや“夕立”という表現より“ゲリラ豪雨”のほうがしっくり来る突発的な降雨に怯えつつ向かったのは、書店です。このところお買い物も抑えておりますが、今月の角川文庫だけは早く買いたい理由がありました。
毎年、この時期になると何かとキャンペーンが企画されますが、今年、６月の角川文庫は、１冊買うごとにマスコットキャラ・ハッケンくんをあしらったストラップがひとつ貰える、という内容。夏を意識したデザインの中に３つある特異なデザインは、『ケロロ軍曹』に『貞子３Ｄ』、そしてもうひとつが、『犬神家の一族』。この『犬神家の一族』デザイン、ご想像の通り、あの両脚を突き立てた屍体がモチーフになっている。ミステリファンとしてはやっぱり現物が見たくなります。先着順、各店舗で無くなり次第終了、ということなので、もともと今月の新刊に買いたいものが幾つかあったため、急いで出かけてきたわけです。
３冊購入し、中の見えない３袋を選んで――見事に引き当てました『犬神家の一族』。
両脚に加え尻尾まで湖面から出ているデザイン、ほかのストラップと比べると眼が白くなっている、ちゃんと屍体っぽいのに妙にキュート、と文句のない仕上がりでしたが、しかし１発で出る引きの良さはいいのか悪いのか……『貞子３Ｄ』もハッケンくんの表情がどうなっているのか、が気になりますが、いちばん欲しかったのがいきなり出てしまった――しかも自宅で開封したときも、いちばん最初だった――ので、これから更に『貞子３Ｄ』だけ目当てに別のまで買う気にはなりにくい。いちおうもう１冊、買う予定はあるんですが、それは某イベントで買うつもりなんだよなー……
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