まるごと交換。

　昨年の初夏に、auの電話をスマートフォンに切り替えてはや１年。

　何ら、満足感を得ておりません。

　動作は遅いし、異常終了を起こすアプリがあまりに多い。そもそも、出かけているあいだにＯＳ自体が強制終了・再起動を繰り返す、なんて代物のどこに実用性があるのか。別途所持しているiPhone5が、問題もあれど基本的には安定しているものですから、併用しているとダメさが際立って仕方ない。

　いちおう騙し騙し使い続けてはいましたが、先日の外出中、都合４回も勝手に再起動がかかる、という事態にいい加減苛立って、久々に問い合わせをすることに。比較的最近、ＯＳのアップデートをしているはずなのに、なにも不具合が解消していないのはどうしてなのか。

　色々話をした結果、正直なところ、ほかの機種にすぐ交換しても、まだまだ不満の多い筐体ばかりなのは間違いないので、とりあえず現行のスマートフォンを、故障時にまるごと交換してしまうサポートの仕組みを利用して、中身を新調して様子を見ましょう、ということになった。

　そうした経緯で、本日同じ機種の、中身をチェックしてあるものが届きました。折しもラストスパートの真っ最中、正直めんどくさいのですが、先送りにするのも鬱陶しいので、夕方から一気に環境の移し替えを行いました。とにかく、おサイフケータイだけでも手続を済ませておかないと、非常時に困るのです。

　で、おおむね環境の移行を済ませたわけですが……当然ながら、何にも改善していない。相変わらず妙なタイミングで強制終了するアプリがあるし、電池の減りは早い。電話帳や通信履歴、アプリの一部はバックアップから復元したものの、設定をすべて終えていないせいか、むしろ電池の減りは環境移行する前より早くなっている気さえする。

　どうも最近の機種はだいぶ電池保ちが改善されたようですし、いろいろ文句をつけたので、auのほうで考慮してくれれば、今後のラインナップではもうちょっと私の用途に見合う選択肢が増えるかも知れない。そうなることを期待して、もーしばらくは騙し騙し使い続けます……まあ、たぶんまた何度も苛立たされることになるんでしょーけど。