3回目のパラダイス。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ、エスカレーター手前に掲示された案内ポスター。 2週間に一度のお楽しみ、新・午前十時の映画祭鑑賞のため、TOHOシネマズ六本木ヒルズに赴きました。昨日までは“酷暑”という表現に相応しい壮絶な暑さでしたが、今日はそれと比較すると格段に過ごしやすい……過ごしやすい、ということに甘えて、帽子を被らず、水分補給のための飲物を持ち出すのも忘れてしまいました。それでも移動中、あんまり問題は感じませんでしたが、さすがにまずいだろう、と途中でスポーツドリンクを購入して、ちょこっと水分補給。現地までもうさほど距離がなかったので、飲みきることは出来ませんでしたが、いいの、帰りにも飲めるから。

 新・午前十時の映画祭今回の上映作品は、こうした名画座企画の定番と言っても過言ではない、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の大傑作ニュー・シネマ・パラダイス』(Asmik Ace配給)。何だかんだで、これが3度目の鑑賞です。さすがに3度目ともなると筋もすっかり記憶していますが、だからこそ改めてそのクオリティの高さが解る。圧巻なのはやはりラストのくだりなんですが、序盤でそのための伏線を張っているところで早くもグッと来てしまう。観れば観るほど破壊力が増していく、本当に歴史的な名作だと思います。……作品の価値を逆に落とす、とまで酷評される完全版も、それゆえにいちど観ておきたい気はするんですが、怖くて手が出せません。

 鑑賞後は久々にいつものうどん屋に寄って昼食を摂り、それから帰宅。陽が高くなっても昨日までのような殺人的な暑さはなく過ごしやすい……とは言っても充分に汗を掻きましたし、普通ならしんどい日のはずなんですけどね。慣れって怖い。

コメント

タイトルとURLをコピーしました