ハ○パーオリ○ピック、ではない。

　２日連続で映画鑑賞です。今日はTOHOシネマズ六本木ヒルズ。陽気はいいですから、今日も自転車にて移動しました。

　本日の作品は新・午前十時の映画祭24本目、1924年パリ・オリンピックのイギリス代表となったふたりの選手の活躍を、その背景や信条を織り交ぜて描き出したスポーツドラマ『炎のランナー』(20世紀フォックス配給)。

　あんまり知識を仕入れず鑑賞したせいもあってか、序盤は似たような俳優たちの見分けがつかずに話があんまり入ってこなかったんですが、把握出来てくると、オリンピックに臨むひとびとのドラマが沁みてくる。あとで調べてみると、けっこう細かく脚色は施されているようですが、メインの選手の背景や出来事はかなり事実に添っているらしく、今と少し異なるようでいて、昨今でも覚えのある軋轢の描き方に感心することしきり。個人的には構成や演出の仕方にちょっとしっくりいかないところがあったのですが、確かに傑作でした。しかし私は作品の内容よりも何よりも、あのゲームのテーマ曲がここから来ていることを今更ながらに知ってたまげていたり。

　鑑賞後は毎度の如くうどん屋に寄って昼食を摂る。帰途、ちょこっとだけ日本橋に寄り道してきました。来月、いよいよオープン予定のTOHOシネマズ日本橋の所在と、駐輪場の場所を確かめておきたかったのです。

　まあ、だいたいの場所は前から知っていましたし、まだ建物自体も工事が済んでいないようなので、周りをぐるっと眺めただけなのですが……ちょっと不安なのは、駐輪場の所在。随所に立っている案内板に記された駐輪場は、どうも従業員のみが利用できるもののように映る。仮にこれがオープン後に一般開放されたとしても、収容台数が少なすぎる気がするんですが。それとも、まだオープンしていない区画に、もっと収容できるところがあるんでしょうか。ないと自転車使いとしてはちょっと悩ましいところですが……まあ、もうちょっと情報が出揃ってから、改めて考えることにしよう。