狂気の夜ふたたび。

 先月、レイトショー限定で公開され好評を博した『パージ』の続篇が現在公開中です――が、もともとそういう予定だったらしく、2週でTOHOシネマズ日劇での上映が終わってしまう。スケジュールを諸々考えると、今日がいちばん好都合だったため、日も沈んでから自転車で出かけてきました。

 というわけで作品は、1年に1夜だけ設けられた、すべての犯罪が認められる夜のドラマを描いたサスペンス第2作パージ:アナーキー』(SYNCA×PARCO配給協力)

 前作は閉じこもっている一家が中心となっていたため、出来事がかなり絞り込まれていたんですが、今回はやむを得ず、惨劇の夜に外を出歩かざるを得なくなった人々をメインにしており、街を徘徊する“野獣”の様々なパターンを網羅している。相変わらず、いつ何が襲ってくるのか解らない緊張感で観ていて疲れるんですが、随所に新しいアイディア、衝撃的な仕掛けを組み込んでいるので引っ張られます。前作はどこか空虚な余韻が残りましたが、今回はラストに僅かながら救いがある。まだまだ掘り下げられる要素は残ってますし、どうやらもっと大きな陰謀の存在も仄めかしているのがちょっとイヤらしい、とはいえ意欲的でインパクトのある秀作。

 既に製作が進んでいるという第3作も、無事に日本で観られたらいいなあ……次はなるべく、本国公開から間を開けずに届けて欲しいなー。

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