この前の土曜日に新・午前十時の映画祭のラインナップが入れ替えになっています。直後の月曜日に鑑賞する、というのが最近のお約束なので、出かけて参りました――但し劇場は日本橋ではなく、TOHOシネマズ新宿です。もう今月は仕方ないの。
往路、お気に入りの帽子を、ちょっと寄り道しているあいだに落とす、という悲劇に落ち込みつつも鑑賞したのは、アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソン共演、戦争を通じて知り合った男達が巻き込まれた事件と、そのなかで築かれる友情を渋く描いた『さらば友よ』(日本ヘラルド初公開時配給)。
鑑賞前に予備知識を入れていなかったので、脚本のところにセバスチアン・ジャプリゾの名前を見て興奮しました――が、そこにミステリ要素を期待しすぎたために、中盤がたるんでいる印象を受けてしまった。しかし、終始馴れ合わない、どちらかというと利害だけで結びついた男達が、最後に覗かせる絆が実に渋い。思ったほどではなかった、とは言い条、思わぬところでひねりが利いていて、しかし凝りすぎないあたりが洒脱。ちょっと地味なんですが、しかし確かにいい映画でした。
なお、新・午前十時の映画祭、次からは日本橋に戻るつもりです。いや、新宿は新しい分だけ設備は整ってますが、やっぱり交通の便も考慮すると日本橋のほうが私には使いやすいのです。いま新宿に通い詰めているように見えているのは、大つけ麺博があるからだ!
というわけで本日の昼食も大つけ麺博、8回目です……本当に、これが済んだら少しカロリー抑えないとだよ。
本日選んだのは、ラーメン軍から信州鶏白湯 気むずかし家の信州鶏白湯らーめん。トッピングにはでかのりを選んだのですが、思ったよりデカかった……風が強かったら飛ばされていたレベルだ。
とりあえず、この大つけ麺博に参加するお店は、どーしようもなく不満を覚える仕上がり、ということはまずあり得ない。こちらも、ラーメンとしてはちょっと濃いスープながら、クドくなく1杯すっきりと食べられる。もともと海苔は入っているんですが、程よい歯ごたえと青みもいい具合に味を和らげてます。
本日にて第三陣は終了、明日からラストとなる第四陣に変わります。連続で王座に輝いたとみ田もさることながら、個人的にはここで出会っていちばん気にしている五福星が、ラーメン軍側で参加しているのが楽しみです……このあいだ、思わず余分に前売り券を追加してしまい、あと3枚残ってますから、とりあえずあと3回は来ます。これだけのために新宿まで足を運ぶ可能性すらある。
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