……最近、auマンデイを利用することで、ネットでも最安値でチケットが押さえられるものですから、午前十時の映画祭でなくても、月曜日に映画を観ることが習慣化してしまってます。今回も、ゲゲゲの人生展を観に行きたかったのもあって週末の映画鑑賞を外した分、月曜日はどーしても映画を観たい、という意識が先走って、余り何も考えずにチケットを購入してしまったのです。
映画館に着いてみたら、開場前に既に行列が出来てる。
訪れたのはいつものTOHOシネマズ日本橋ですが、ここはロビー部分が細長い構造で、その端に自動券売機、ネットでの購入者向けの端末、そして有人のチケットカウンターが密集している。平時なら特に問題はないんですが、こういうかたちで一気に人が詰めかけ、すべての窓口に行列が出来ると身動きがままならなくなってしまう。しかもその奥には、トイレに続く通路の入口もあって、ろくに身動きも取れない。わりと早めに現地入りできたはずなんですが、飲食もちゃんと並んで購入した結果、着席したときにはもう予告篇が半分くらい終わってました……。
今日観てきたのは、ミニオンを生んだイルミネーション・エンタテインメント最新作、潰れかけた劇場再建のために催されたオーディションを巡って勃発する騒動を描いた『SING シング(吹替・2D・TCX)』(東宝東和配給)。
内容はとてもシンプル。細部のリアリティ、という点ではもうちょっと考慮が必要だったようにも思えますが、このくらい突飛であるほうが最後の逆転はスッキリする、という意味では決して悪くない。ちなみにこの作品、全世界でも日本でだけ吹替版が制作されたそうで、すべてではないものの、ちゃんと歌詞も適切な日本語に訳したうえで、きちんと歌えるキャストを配している。努力の甲斐あって、吹替でもかなり違和感なく楽しめる出来でした……とはいえ、スカーレット・ヨハンソンやセス・マクファーレンが歌う原語ヴァージョンも気になるので、個人的にはそっちも時間が許せば観ておきたい。
終了時間も早めでしたので、今日は帰り、休日で家にいる母と昼食を摂りました……もし仮に外で食べるつもりでいたとしても、あの人出ではきっと家に帰って食べるほうを選んでいたと思う。
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