TOHOシネマズのシネマイレージ会員は先週土曜日から1週間、一律1100円で鑑賞可能になっています。別の会員証を併用することで普段からその額で鑑賞してますが、窓口でしか使えない、という難点がある。一律価格ならネットでも1100円で買える、ということなので、この機会を利用しない手はありません……というわけで今日もお出かけです。
向かったのは久々のTOHOシネマズ六本木ヒルズ。今日も今日とて、とりあえずは降ってないけどいつポツポツ来ても不思議ではなかったので、大事を取って電車で移動……それでもバイクで移動する、というのはちょっと考えたんですが、六本木界隈は駐車料金が高いので、電車を使ったほうがまだまし。
作品は、『ローン・サバイバー』のピーター・バーグ監督&マーク・ウォルバーグ主演コンビ3度目のコラボレーション、2013年4月15日に発生したボストンマラソンでのテロ事件とその犯人逮捕までの過程を再現した『パトリオット・デイ』(kino films配給)。
実話を元にしながらも、ピーター・バーグ監督らしい爆破と銃撃シーンの迫力、それにドラマとしての熱さの備わった力作でした。実際に解決に貢献した警察官の役割をマーク・ウォルバーグに集約した以外はあまり虚飾を加えていないようで、展開自体は拡散している印象もあるのですが、ただ事件がもたらした社会の動揺と、関係者たちの心に起きたドラマは、それぞれの尺は短いながらも巧く汲み取っている。再現部分のあと、モデルとなった実在の人物たちのインタビューや犠牲者への追悼を挿入してしまったことで、“異様に力の入った再現VTR”感が強まってしまったのがちょっと惜しまれますが、事件からまだそれほど経っていないことを思うと、映画として残すには適切な形だったのではないでしょうか。
鑑賞後は、これも久々にいつものうどん店へ……上映回数を減らしながらもまだ幾つかの劇場でかかっているこの作品をあえて六本木で鑑賞したのは、そろそろこの店に足を運びたかったから、という理由も大きかったのです。バイクを導入したので、もうちょっと気軽に足を運べるかと思ってたんですが……梅雨の時期に入っちゃったからねえ。雨具もあるので乗るだけならいいんですが、その格好でお店に入るのは躊躇われますから。
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